記憶の中のフィンランド

フィンランド留学時代の記憶を元に。アフィリエイトでガッポガポ作戦。

Avantoon 〜天使の慟哭〜

お世話になります。

うう。しまああです。

 

 

今、日本は空前のサウナブームに湧いている。

私は日本でサウナに入ることがほとんどないから、よく知らないけど、日本の”フィンランド式サウナ”では、オートロウリュという謎のシステムがあるらしい。自動でサウナストーンに水をかけてくれるシステムらしい。私なんて、最初の方は、水をかけるのが楽しくてサウナに入っていたのに。日本人が考えることは、不思議だ。

 

 

↓サウナの解説はこれ。

uuuuu-simaaaa.hatenablog.com

 

 

さて。

このサウナとセットにして、語られるものがある。

フィンランド語でavantoアヴァント("opening" might be a direct translation)と呼ばれるものだ。凍った湖とか川に空いた穴のことである。

 

テレビ番組などでは、罰ゲームにも使われる。

日本のサウナ好きたちは、冬の北海道などで、avantoに入るらしい。

 

 

私が初めて入ったavanto。木の板の下に穴が空いている

avantoの周りはこんな感じ。patoniva川(oulanka)

 

私はOulankaで初めてavantoに入った。Biology専攻の留学生たちとヒャ〜〜って言いながら入った。

 

(冬は滑って危ないので、ロープとか梯子があった方が良いよ。)

 

 

↓Oulankaについてはこれ。

uuuuu-simaaaa.hatenablog.com

 

 

 

最初は、サウナで体を温めて、avantoで一気に冷やすと、健康に良いと教えられた。

なので、フィンランド人なら、もちろん入るのだろうと思っていたら、そうでもない。まあ、そもそもサウナも毎日入るものでもないし、サウナの入り方も入る頻度も人によりけり。だから、avantoも人によりけり。

 

フィンランド人だと、avantoに入る人と入らない人がまあまあ分かれてる。

入るタイプの人は、こちらが入ると喜ぶ。入らないタイプの人は、「私はいいわ」と言って、入っている人を遠目に見てる。どちらのタイプも「外国人なんだから、せっかくフィンランドに来たのだし、まあ試してみたいのであれば試してみなよ」くらいのスタンスの人が多い。

 

 

で、入った感想。

「痛い。寒い。そして多分心臓に悪い」

入った感じでは、たぶん健康に良くない。これのどこが健康にいいのか、教えてほしいくらいだ。頭まですっぽり入ると、なぜか喜ばれるけど、頭まで浸かると、死ぬほど寒い。

 

 

そういえば、日本のサウナピープルの間では、水風呂に入ったら、『天使の羽衣』なるものを体験できるらしい。テレビで見ていたら、出てきた単語で、面白いから覚えた。

 

↓『羽衣』について、やけに詳しい説明をしている方がいた。

saunology.hatenablog.com

 

でも、私がOulankaのavantoで感じたのはそんな生ぬるいものではない。肌がチクチクと刺されるようで、キンキンとして痛い。入った瞬間、「え、フィンランド人、こんなのに入ってるの???」となった。

 

この痛み。

言うなれば、これは......天使の慟哭である。

 

 

それでは、聞いてください。"Angels cry"!!

Angraの1993リリースのアルバム。Angraはブラジルのメタルバンド)

 

www.youtube.com

 

いや〜。我ながら、いいブログタイトルを付けられた。

『Avantoon 〜天使の慟哭〜』

いい感じに昔のメタルのアルバムタイトルっぽくなった。通じる人はいるだろうか。

 

 

以上、好きなメタルバンドの紹介でした。

 

 

それでは〜。uuuu!! simaaaa!!!