お世話になります。
うう。しまああです。
これの続き。
Rovaniemi滞在3日目。
知人R氏に会った。
色々質問され、2日前からホテルに泊まっていたことを伝えると、
「言ってくれたら泊めたのに」
と言われた。
私が流した血の涙は、ただの無駄な流血だったらしい。
1人で旅をしていた後に、人と喋るとホッとする。
特に海外でとても心細い時とか。
特に雪とばかり戯れていた後とか。
R氏と前に会ったのは、一回だけだったけど、
なんだかその人の家にいくとホッと一息つけた。
R氏と知り合ったのは、日本でだった。
友達がwarmshowerというサイクリスト・チャリダー向けのカウチサーフィンのホストをよくやっていた。私はよく、その友達の家に来た外国人とご飯を食べたりお酒を飲んだりするのに誘われて、よく遊びに行っていた。その中の1人がそのフィンランド人だった。
友人「う〜しま〜、今度warmshowerでフィンランド人くるよ。」
私 「いく。会う。」
友人は私がフィンランドに留学しようと思っていることを知っていたから、誘ってくれたのだ。
というわけで、私はRovaniemi在住のフィンランド人R氏と知り合いになった。
R氏はそこでbrother(兄か弟か知らない)と2人で暮らしているらしい。brotherはパソコンと睨めっこしていて、私とは特に話さなかった。私もシャイだから、私から話しかけにはいかない。
R氏は2つか3つバイトを掛持ちしている上、ジムに通ったり、水中でボクシングをして鍛えているらしい。やけにアクティブである。すごい。
「天ぷらが食べたい」
R氏は天ぷらを御所望だった。
私は要求に応えるべく、一緒にスーパーに行った。
オランダ産の椎茸、どこかのサツマイモ、どこかのナスを買って、ネットで調べた通りに粉を調整し、天ぷらにした。
買った野菜はいつものクセで、丸ごと全部使った結果、天ぷらの量産に成功!
(野菜は鮮度が落ちるのが嫌だから、丸ごと使い切るのが、う〜しま〜流。半分にして残すなどが面倒で苦手。キャベツとかは、剥いて使っていくから本体を傷つけず、鮮度が落ちないという理論を信じている。一回で使うには巨大すぎる、スイカ、メロン、カボチャ、大根などは流石に妥協する。)
しかも、R氏が保温のために、揚げた天ぷらに蓋をしてくれたのだが、これが意図とは違う方向に働いて、湿気がこもり、揚げた時はカリッとしていた天ぷらが、揚げたてべちゃっとした脂っこい物体に早変わりしてしまった。
元々全部食べられないよ状態だったのに、さらに全部食べたくないよ状態になってしまった。お互いに「あ〜」ってなって、「なんかごめん」ってなった。言葉はあったかなかったか覚えていないけど、気持ちは伝わった。
とりあえず、揚げたての美味しいやつを食べた。
次の日。
R氏「スノーモービル乗らない?」
私 「乗る乗る〜」
R氏「じゃあ、おばあちゃん家行こう」
突然だが、私は昼間に電気をつけるのがあまり好きじゃない。
昼間は太陽の光にできるだけ任せたいのだ。
で、私が連れて行ってもらった先がそういう家だった。
無駄に電気の明かりをつけない家。暗いけど、それがいい。
私 「電気つけない家ってなんか良いよね」
と言ったら
R氏「私も好き」
と言われた。フィンランド人も私と同じような感性があるんだと思って嬉しくなった。
というわけで、R氏のおばあちゃんの家にあるスノーモービルに乗せてもらった。
このスノーモービルは観光用のスノーモービルよりスピードが出て良いらしい。ちょっと自慢げだった。自慢してる人って、嬉しそうだから、なんだか良いよね。
とりあえず、最初は道路とかを横切るから、友達が運転してくれた。
それで、川の上まで行ったら、
「やってみる?」
と言われて、私が前に座った。
親指を押す力を一定にと再三言われたけど、この手の乗り物は初めてで、良くわからなかった。力がうまく、入れられずにガタガタの酔いそうな運転をしていた。当時はそんなスキルは身についていなかったからね。今なら、アラスカで修行した、我が親指の力を見せられると思うけど。
その時は、運転してもらう方が楽で良いなあと思った。
あと、スノーモービルなんて、なんだか観光客っぽいことをしてるなあ、と思った。
スノーモービルタイムが終わって、私たちは、昨日の裏山へ登った。
あれ?歩いて行ったんだっけ?
スノーモービルで行ったんだっけ?
忘れた。
↑いく途中でこれを食べてるってことは、歩いて行ったんだな。
フィンランドで選挙活動している人たちはよく食べ物を配っているイメージ。
これはhernekeittoですね。
これ、選挙活動だよね? 合ってるかな?
まいっか。
とりあえず、裏山に着いたら、雪の塊を投げて遊んだ。
雪が降ってきたから、見てたら、雪の結晶が綺麗だったから、「結晶キレイだね」って見てた。
それから、櫓に登った。櫓の上から、Rovaniemiの街を偉そうに睥睨してやった。うむ。良い眺めである。
私が友人と行った活動をまとめたのがこちら。
- ホームステイ(数時間)
- スノーモービル(数時間)
- フィンランド料理に舌鼓を打つ(無料で配ってる人たちからタカる)
- ウィンタースポーツ(雪の塊投げ)
- 冬をテーマにした学習(雪の結晶観察、数分間)
- 展望台から街を眺望(数分間)
私も、もはやRovaniemi観光客ガチ勢である。Rovaniemi堪能しすぎである。
R氏さまさまだ。Kiitos!!どころかKiitoksia!!だね。
ホントにkiitos paljon!!
それでは〜。