記憶の中のフィンランド

フィンランド留学時代の記憶を元に。アフィリエイトでガッポガポ作戦。

みんなが大好きな黒い飲み物

お世話になります。

うう。しまああです。

 

 

フィンランドを代表する食べ物がある。

 

別に美味しくはない。

でも気がつくと口に入れている。

 

独特の匂いと、甘いともしょっぱいとも言えない不思議な味。

グミより硬め。

 

もぐもぐと口を動かしながら、また一つ口に入れる。

 

もちろん、sakmiakki(サルミアッキ)である。

 

 

私は帰国後、サルミアッキを知らない無知な友人を啓蒙するために、サルミアッキを贈呈した。

私 「これ食べる?」

友人「え、何これ?」

私 「サルミアッキ

 

友人は得体の知れないものを見る目でその黒い塊を見る。

 

友人「これって何でできてるの?」

私 「リコリスと塩化アンモニウム

友人「塩化アンモニウム?」

私 「塩化アンモニウム。私も良く知らない」

 

そのケミカルな響きを恐れぬ者はいない。

だが、敢えて伝える。だって、それを乗り越えた先には....。

 

友人「まずっ! ナニコレ!」

 

 

うん。だよね。

 

私は友人の蒙を啓くことはできなかった。未熟さ故である。

いや、私が曇っているだけかもしれない。

 

 

 

ちなみに。私が留学してすぐの頃。

私はフィンランド人の友人に尋ねた。

 

サルミアッキって美味しいの?」

「慣れたら美味しいよ」

 

ん? 慣れたら?

その時は引っかかったけど、1年経つ頃には、私も慣れていた。

だから人にも、「1年留学したら、普通に食べるようになってる」と伝えてる。

他にそういう人はあまり見たことないけど。

 

 

 

 

さて、本題に入ろう。

 

フィンランドに行ったら、その高い評判を耳にした日本人が必ず頼むと言われる飲み物がある。サルミアッキウォッカである。その名は日本でも鳴り響いているとか、いないとか。

 

Salmiakki kossuを飲む

 

市販のサルミアッキウォッカでよく飲まれるのは、

・Salmari(Salmari

・Salmiakki kossu(Koskenkorva Salmiakki

の2つだと私は勝手に思ってる。実際は知らない。

 

もっと良い記事が書けるように、今度行った時は他のメーカーのも飲み比べようと思う。

他のはあまり飲んだことないからね。

 

Salmariは、なぜかオランダの会社が大元になっているようだ。もう存在が"beyond the dark"である(salmariのキャッチコピー)。

koskenkorva(kossuは愛称)はフィンランドの地名が由来らしいが、koskenkorvaという地名があちこちにあって、どこが発祥なのかは良くわからない。というか、koskenkorvaも親会社はデンマークにあるみたい。

ちょっとショックである。まあ、いいんだけど。

フィンランドの飲み物ではないのか?

 

 

日本人のブログを読んでいると、なぜか、「サルミアッキウォッカを飲んでみなよ」という記事がある割に、サルミアッキウォッカを飲み比べた記事を目にしない。でも、一口にサルミアッキウォッカと言っても、実際のところ、会社によって味が違うので、飲む際には注意が必要だ。サルミアッキウォッカを飲むなら、最初に気にしなければならないのは、その味だと思うのだけど。

 

 

結論から言えば、

Salmariの方がsalmiakki本来の味に近い。

Sakmiakki kossuはそれと比べると、なんだか良くわからない味がする。味を付け加えているというか、一般受けする味にでもしているのだろうか。甘みがあるのかな?

 

一番良いのは、自家製のサルミアッキウォッカである。ウォッカサルミアッキを溶かすのだ。「サルミアッキだ〜。いえ〜い」となること間違いなし。

 

 

ちなみに、日本で職場の先輩にSalmiakki kossuを飲ませた時、

「何これ。泥みたいな味だね!」

と言われた。

 

どうやら、あれは泥の味だったらしい(個人の感想です)。

 

友達のフィンランド人はsalmiakkiの味に近いSalmariの方が好きと言っていた。

でも、私の場合は、舌が慣れているせいか、Salmiakki kossuがおすすめ。

 

 

というわけで、泥の味Salmiakki kossu、皆さんも試してみては?

 

 

それでは〜。uuu!! simaaaaa!!!