記憶の中のフィンランド

フィンランド留学時代の記憶を元に。アフィリエイトでガッポガポ作戦。

初めての単独海外旅行①

お世話になります。

ううしまああです。

 

 

 

フィンランド在留歴、はや数ヶ月。

私の心の中で、とある欲望がむくむくと成長し、私を支配しようとしていた。

 

 

フィヨルドが見たい!!」

 

 

皆さんは、社会の授業でフィヨルドを習ったことを覚えているだろうか。

『グレートギャツビー』でお馴染みのフィッツジェラルドを縮めたような名前だな、と覚えた方が私以外にいるかどうかは定かではないが、フィヨルドという名称が、記憶の片隅にはあったり、なかったりする方も多いのではないだろうか。

 

私も、リアス式海岸と並んで暗記したという記憶がある。しかし、あの「リアス式海岸」ほど地理系の問題以外で使わない言葉があるだろうか。

 

考えてみてほしい。

 

「聞いて。俺、三陸出身なんだけどさ。俺ん家、ちょうどリアス式海岸のど真ん中! すごくね??」

「まじか。超リアスっ子じゃん。リアス式憧れるわ〜」

 

なんて会話が繰り広げられるのが想像できようか。

うん。むり。

 

 

その点、フィヨルドはそれなりに海外旅行が好きな人たちなら日常会話で使う。

 

「私、この間、ノルウェー行ってさ。フィヨルド見てきた。めっちゃ綺麗!」

「まじか。フィヨルド憧れるわ〜」

 

な。この格差よ。

なんだか悲しい気持ちになった。

 

だがまあ、それは置いておこう。

大変遺憾ながら、今回はリアス式海岸は本題ではないのだ。

 

リアス式海岸かと思いきや、松島らへん(青春18きっぷ旅行より)

 

 

フィヨルドFjordである。

親から奪取した『地球の歩き方'11~'12』によると、

フィヨルドとは、ノルウェー語で「内陸部へ深く入り込んだ湾」を意味する。氷河による侵食で作られたU字、V字型の谷(氷食谷)に海水が侵入して形成された入江のことで、峡湾とも呼ばれる。両岸を急な高い谷壁に挟まれ、細長く直線的に延びていることが多い。

とある。

 

端的に言うと、リアス式海岸よりキャッチーでカッコいい地形のことである。

しかし、この「キャッチーでカッコいい地形」は日本ではみられないのだ。

 

日本でも、アスファルトが氷に侵食されるさまであれば、見たことがある人もいるだろう。

雪が融けて地面が顔を出す、春の北海道でも遭遇する光景である。そして、この割れたアルファルトを修繕するために、土建屋が意気揚々と各地の道路に出現する。これが俗にいう(?)エターナル公共事業受注システムである。風が吹けば桶屋が儲かるし、雪が降れば土建屋が儲かる。私が土建屋なら、雪がアスファルトを穿つ度に、東京帝国大学が考案した由緒正しき奉賀の言葉である、万歳三唱を唱えることは間違いない。春になる度に、良いシステムだと感心しきりである。

 

また脱線してしまった。フィヨルドの話に戻ろう。

 

つまり、想像するに、フィヨルドとは、アスファルト侵食の超超拡大版である。なのに、その姿を想像することすらできない。

 

ならば見に行くしかなかろう。

 

 

念の為お伝えしておくと、残念ながらフィンランドフィヨルドは存在しない。フィンランドは湖や沼ばかりの水浸しの国だが、山と言えるような山がない。ほぼぺったんこである。水があっても、ぺったんこだとフィヨルドという地形は形成されないのである。フィヨルドと呼ばれるには、ボンボボンとした起伏のある地形が必要なのだ。

 

 

ならば、目指すはフィヨルドの聖地、ノルウェーである。

ノルウェーは、自転車を漕ぐのが死ぬほど大変なくらい、山だらけ。フィヨルドっ気に満ちた国である。

 

ちなみに、ノルウェーと言えば、日本の隣の隣の国なので、我々のご近所さんと言っても差し支えのない国だろう。ノルウェーは国家運営がとても上手な国らしく、北海油田でガッポガッポと儲けた結果、ロバート・レッドフォードもとい、あのジェイ・ギャツビーも真っ青な強気な料金設定を行うことで有名である。スイスに並び、外国人旅行者の財布を痛ぶることにかけては1、2を争う凶悪国家である。

 

つまり、学生にとっては天敵の国と言える。

 

 

もちろん、学生だって、対抗手段は色々持っている。が、結局安価な情報をいかに仕入れるかに落ち着く。

 

親の脛を骨の髄までしゃぶる凶悪さにかけては、大学生の右に出るものなどいない。が、脛の数というものは限られているものである。そして、あまりしゃぶると、首根っこを引っ掴まれて、脛から取り外されてお終いである。脛をしゃぶらせる選択権はあくまで親側にあるのだ。そして、学生が目指すのは持続可能で超サステナブルな脛かじりである。なので、学生は脛に頼り過ぎない、安価な手段を模索するわけである。

 

今回の旅の目的地はベルゲンに設定した。

どうせ見るなら、フィヨルド界の覇者、ソグネフィヨルドを見たいではないか。ソグネフィヨルドは、世界遺産の町、ベルゲンの近くにあるフィヨルドだ。ネットでパッパラパーと調べて、じゃあそこに行こうと決めた。

 

 

 

次は、行き方だ。当時はこの移動手段をいかに安く済ますかで、無い脳みそをスカスカになるまで絞ったものである。

  1. 徒歩
    多くの人がまず思いつくのは、徒歩だろう。太古の昔より、人間は歩くことで旅をしてきた。江戸時代の日本人がお伊勢参りに行くときに、東海道を歩いた速度は30km/日くらいと言われる。google先生によると、VaasaからUmeåまでバルト海を横断すると、OuluからBergenまでは歩いて2000kmほどなので、70日かかる計算だ。時間だけはたっぷりある学生なら行けないこともない距離だ。

    ちなみに、バルト海は、スキー板を履いて渡ることが可能である。問題は、砕氷船海上を往来することで、砕氷船が通った後は、再び氷が張るまで待たなければならない。ただでさえ海上は寒いのに、氷が張るまで待つなんて、なんの苦行なのだろうか。そして、5月は多分氷が溶けている。バルト海を横断できないとなると、流石に時間がかかりすぎる。故に却下。

    ↓参考までに

    www.sidetracked.com




    以下、面倒になったので、簡潔に。

  2. 自転車
    流石に雪が残る5月の山越えは怖い。無理。却下。

  3. ヒッチハイク
    可能だけど、初の単独海外旅行でそれはちょっとビビる。やっていた外国人とは喋ったことがあるけど。メンタル弱者の私はあきらめた。

  4. 自動車
    交換留学の規定で禁止されていた。私はルールは一応守ろうとする意識の高い人間である。却下。

  5. 飛行機
    金さえ払えば乗れる。Norwegianは安いし、席もそれなりに広い。もうこれでいいよ。はい。


    実際かかった交通費は
    飛行機
    Oulu-Helsinki 4000円くらい
    Helsinki-Bergen往復 2万5000円くらい(Arlandaでトランジット。時差あり。)

    バス
    Helsinki-Oulu 2500円くらい

    ちなみに、
    宿泊費が1万7000円(ホステル5泊)くらい。
    フィヨルドツアーがRound trip(往復)で2万4000円くらい。
    つまり、全部で7万5000円くらいかかった。

    お金かかり過ぎて、泣きそうになった。
    でも、フィヨルドを見るためだ。私は涙を呑んで、この苦境を耐え忍んだ。

 

 

 

 

あれ? 

話が進まねえな。なんでだ??

 

 

続く。

 

雪融けの季節は外に出よう。

お世話になります。

う〜しま〜です。

 

Ouluで、雪融けの季節といえば、5月。

もう春到来という感じ。

 

 

春といえば、Antonio Lucio Vivaldiの『四季(Le quattro stagioni)』の『春(La Primavera)』が有名ですが、私は"L'estro Armonico"(『調和の幻想』などと訳される)の方が好きです。

 

ええ。どうでもいいですね。

 

でも、せっかくなので、こちらのyoutube音源を是非聴いてみてほしい。たったの1時間37分17秒あれば、聴けちゃうので。ちょうど、OuluのLinnanmaaからkeskustaまで歩きながら聴けば、ちょうど街中に着くくらいで全部聴くことができる。最高だね。まあ、1時間37分17秒なんて、すぐだから。体感では5分みたいなもん。

 

www.youtube.com

 

いやあ、ヴァイオリンいいなあ。

フィドルも好きだけど、ヴァイオリンもテンション上がる。

でも、あの有名なstradivariusの音についてはなんだか納得いかん。軋んでいて、いい音なのかイマイチわからん。ところで、ストラディヴァリはイタリア人で、ヴィヴァルディもイタリア人。天沢聖司くんもイタリア留学に行くって言ってたから、ヴァイオリンと言えばイタリアなのかしらん?

 

それは置いておいて。

 

で、ヴァイオリンと言えば、Niccolo Paganini(イタリアのGenovaのヴァイオリニスト)も外せない(パガニーニは演奏が上手すぎて、悪魔に心を売り渡して、その演奏を手に入れたなんて、言われるくらい)って思うと、今度はパガニーニも聴いてほしい、ってなるじゃん。

 

ってことで、パガニーニもどん!

 

www.youtube.com

 

パガニーニは、Franz Peter Schubertが家財道具売り払ってまで、演奏を聴きに来たって云うし、失恋中のFranz Lisztとかにも影響を与えたすごい人物。

 

で、パガニーニと言えば、パガニーニ好きで知られる、ギタリストYngwie Malmsteenも聞いた方がいいんじゃないか、って思うじゃん。やはり、音楽は洗練されていくと、Metalにたどり着く。

 

www.youtube.com

 

Yngwieはへーいって感じ。

 

やべ、話が飛び過ぎた。

 

 

 

 

 

 

さて、雪融けの話。

春になると、雪融け水で川の水位が上がることは日本でも見られる現象だけど、当然だけど、寒い地域ほどそれは顕著。

 

水位の上がった小川

水に沈んだ植物

ムーミン谷の大洪水は、こういうのをイメージして書かれたのかな、とちょっと思った。だけけど、あれ、夏の物語だったと思うんだよな。ちょっと雪解けの春とは時期がずれているから、関係ないかも。

 

 

友人のコテージもちょっとした洪水みたいになっていた。

私がお邪魔するより前はもっと水に沈んでいたらしい。写真はないけどね。

 

湖の水もひたひた

もっといい写真もあるんだけど、コテージとか載せる許可を取っていないから、やめておいた。

 

 

こんな風に、あちこちの川からこんなに水が流れ込んだら、バルト海なんて溢れ出してしまいそうだけど、水位上がったりしていないのかな。と思ったら、思ったより水位は上がっていない。不思議。

 

en.ilmatieteenlaitos.fi

 

 

でも、塩分はこの時期薄くなっていると予想している。だけど、海水の塩分の季節的変化を見ようとすると、気候変動の論文ばかり出てきて、うまく見つけられなかった(ちらっと見た感じ、バルト海では世界的に見て珍しいくらいの低塩分で、長期的なデータがある。かつ、この低塩分に生物が適応している。そのため、気候変動の影響で、海水の揮発量と流入量が変動してしまうと、この塩分も変動し、これが長期的にどのように生物に影響するかを調べている模様)。

 

一応、バルト海は海水表層の塩分が薄い海だという話は有名。

普通の海の5分の1くらいの塩分しかないので、バルト海で泳ぐ機会があれば、舐めてみてほしい。私もバルト海はサウナでた時に泳いでいるはずなんだけど、その時はバルト海の塩分なんて意識していなかったから、記憶にないんだよなあ。

 

www.marinefinland.fi

 

また、話が逸れた。

 

 

この時期になると、ようやく外を散歩しようという気力が湧いてくる。日照時間も長くなって、寒さとの相談次第で、比較的長時間、野外に滞在できる。

 

 

↓5月15日時点で、4時くらい日の出の、夜10時半くらい日の入り。

www.timeanddate.com

 

なので、5月になって、私はOuluを散歩した。

よく知らない初めての外国の地が、自分の街になっていったのもこの時期かも知れない。

 

だから、私が歩いたOuluの景色を写真でご覧に入れよう。

 

建物たち。

 

普通のアパートの写真がない気がするけど、まあいいや。

アパートにはガラス張りのベランダ的スペースがあることが多いと思う。

 

 

 

道とか

歩道と自転車道は一緒だけど、車道とはきちんと分かれている。

Ouluの人たちは冬でも自転車に乗る。森の中に道があるので、私はとても好き。

 

鉄塔の形が日本と違う気がする。


まあ、こんな感じであちこち散歩していた。
まだ、木に葉がついていないね。まだ植物とかが力を溜めている時期だ。

 

 

力はパワーだ!

 

 

それでは〜。uuuuuuu! simaaaaaaa!

 

 

 

 

追伸

macbook airで"a"を長押しすると、àとかáとかâとかäとかæとかãとかåとかāとか選択できるの、今初めて気がついた。すげ〜。

う〜しま〜的Oulu観光名所

お世話になります。

うう。しまああです。

 

明けましておめでとうございます。

いや〜。明けましたね。随分と前に。

 

新年は本当にめでたい。あまりにもめでたくて、正月早々、午前11時から午後9時過ぎくらいまで会社の先輩と飲んだ挙句、銀座線を終電1本前まで往復してしまった。新年を全身全霊で祝い過ぎた。その後、財布をスられなかったことを近所の神社の神様に感謝した。

 

たった5軒しかはしごしていないのに、翌日は財布がやけに軽くて、狐につままれた気分にはなったけど。お店の人に中身をたっぷり絞られちゃったらしい。ほとほと困り果てた。

 

 

 

さて、

そんな私、う〜しま〜が独断と偏見に基づいてオススメする、Ouluが誇る最高の観光スポットをご紹介しよう。

 

まず、胸を張って断言する。これから、オススメする観光スポットに関しては、観光客どころか、私以外の人間が行って楽しいのか、さっぱりわからない。プールに週一で通っていたら、母親に「アンタ、おっぱい大きくなったね!」と言われた、我が胸を張って言える。



 

 

  1. Linnanmaa
    言わずと知れたう〜しま〜の元生息地である。Oulun yliopisto(オウル大学)と学生アパートがあるエリアである。

    そして、そのLinnanmaaの横に接する湖Kuivasjärviは言わずと知れたう〜しま〜のランニングスポットだ。夏も冬も走れる世界に類を見ないほど美しいトレイル(う〜しま〜調べ)がある。ちなみに、冬は凍った道で盛大にコケた。それで、歩いていた優しい老夫婦に大層心配された。ランニングは1時間〜1時間半で2周くらいしてた気がする。

    Linnanmaaには、あちらこちらに焚き火できるスペースがあり、どこででも薪を燃やし放題。絵仏師良秀だって、ここに住んでいたら、火の観察に困らないくらい。ただし、たまにアル中に絡まれるので注意。その手のアル中おじさんに日本から来たと伝えると、溢れんばかりの日本への情熱と愛(たぶん)をフィンランド語で語ってくれる。そうした、時折現れる説法師のエタノール混じりの言葉に、私も熱心に耳を傾けたが、japaniという言葉以外さっぱりわからなかったものである。めちゃくちゃフィンランド人の友人が嫌そうにしていたけど、それもまあ良い思い出だ。

    そのLinnanmaaっ子のノリでHelsinkiに行ったとき、Helsinki大学の友達に「焚き火しようぜ〜」と言ったら、「どこで???」と困惑されて、こっちも困惑した。Helsinkiにだってアル中はいるのに、焚き火がなければ、アル中も寛げない。Ouluに住んだあと、Helsinkiに住んだら、愕然としてHelsinkiの評価が2段階下がることは間違いない。


  2. Tokmanni
    Linnanmaaにあるスーパー。フィンランドで一等素晴らしいスーパー。何が素晴らしいかはよくわからない。だけど、素晴らしいのだ。

    生活必需品である、ライフルケースも、ネジも、釘も、トンカチも、ポテチも、ワイン酵母も、ムーミンコップも、ロウソクも、トイレットペーパーも、サバイバルナイフも、テントも、編み物セットも、シャンプーも、NIVEAのハンドクリームも、サウナグッズも、絵葉書も、はたまた食べ物まで揃うスペシャルなスーパー。昔は乗馬グッズも売っていた。なんてファビュラスで💕✨アメージングな💚💖スーパーなんだっ!!


  3. Kirjasto(Oulun kaupungin kirjasto)
    フィンランド語で”kirja"は「本」。"-sto"はあれだよ、あれだ。うん、あれ。たぶん英語の"stock(在庫)"に違いない。これらを組み合わせると、"kirjasto"で「図書館」の意味になる。よし、それっぽくなった。というわけで、町の図書館。keskusta(中心街)の端の方にある。kauppatori(市場)から見て、海側だ。つまり、Linnanmaaからは歩きで1時間半程度。

    私は三度の飯より図書館が好きで、前々前々前世では、たぶんプトレマイオス朝アレクサンドリア図書館の建設に大きく貢献したくらいの、元祖図書館っ子だ。なので、この図書館にはよく行った、でも、フィンランド語の本は読めないので、空間を楽しみつつ、wifiのある環境で、パソコンを開いて大学の講義の資料などを読んでいた。本当はフィンランド語の初歩の勉強のために、絵本などを読みたかったのだけれど、絵本のある区画に入る勇気がなくて、結局入れなかった。

    この図書館には、フィンランドの著名なバンドのCDがたくさんあるので、まだCD読み込み機能の付いていた当時のパソコンに、音源をダウンロードしまくった思い出の場所である。フィンランド語版の日本の漫画もいくつか取り扱っているので、フィンランド語の勉強に活用してみるのはオススメ。


  4. Liminka
    チャリでちゃりんちゃりんと2時間くらい?で行ける。違ったっけ? 2時間半?
    Ouluの南にあるOulunsalo(空港があるところ)から、さらに南。車でも結構かかるので、まあまあ遠い。

    世界的な鳥類観察スポットらしい。あの有名なエリマキシギ ruff Calidris pugnaxなどが見られる。でも、かくいう私はあそこで、水鳥すらほとんど見たことない。時期を逃したからね。見たことないんかいっ!


  5. Prisma
    フィンランドで一番優れたスーパー。何が優れているのかは知らない。困ったらPrismaに行けば大体のものはある。Alkoもあるので、アルコールも買い放題(パスポートかIDの持参をお忘れなく)。ケータイ、フィンランド国旗、HaglöfsやHaltiの防寒具、南京錠、サイクリング用の防水バッグ、Salmiakki kosekenkorvaなどもここで手に入る。

    ゼルダの伝説トライフォースのマークをしているので、ハイラル王家の息がかかっているスーパーなのかも知れない。鼻歌で迷いの森(時のオカリナ)のメロデーを唄いながら行くのがオススメ。アパートから、右左右左まっすぐ左右の順に進むと、Prismaにたどり着けるはず。


  6. Koitelinkoski
    なんか「川」。風光明媚な場所なんだと思う。チャリで1時間かからないくらいじゃなかったっけ? 当時の記録を見ると、25km(one way)と書いてあるので、1〜2時間あれば行ける。

    Koitelinkoski


  7. Pub Kuutio
    1人では入るのを躊躇してしまうバー。サーミの研究をしている日本人の人が教えてくれた。「お〜。これはフィンランドっぽい」となる。2人で「なんてフィンランドっぽい場所なんだ!」「そうでしょ!」と興奮した。が、もう1人いた日本人は「???」な顔をしていた。田舎に一軒だけあるbaariと同じ匂いを感じる。なんというかディープな雰囲気なのだ。謎の動画を上げていたので、謎に紹介してみる。

    www.youtube.com






  8. Ruskotunturi
    Ouluが誇るdownhillスキースポット。上まで歩いて登れる。弁天山や天保山愛宕山くらいのノリ。あるいはモエレ山くらいのノリ。Ouluがいかに平坦かを実感するには、もってこいな場所。山の上から見える森が本当に平坦すぎて感動する。Ouluから数日くらい南に下ったJyväskyläとかは結構丘とかが多いから、こっちに来ると、おーすげーってなるかも知れない。

    ruskotunturi.fi




  9. Toppila
    海岸に程近い閑静な住宅街(?)。私が滞在していた時は、お尻を狙うおじさんが出没すると聞いた。冗談で言ったのか、本気で言ったのか、ウソをついたのかは知らない。貞操の危機というスリルを感じたい人は、行ってもいいかもしれない。人は少ないから、確かに少し怖い。私が遊んだディスクゴルフのコースがある。でも、今もあるかは知らない。


  10. Nallikari
    日本で言うところの、多分小樽のビーチ。海外らしい砂浜が広がる、夏の海水浴スポット。海草が生えている。ふーん、って感じの景色。Linnanmaaから歩いて1時間ちょいくらいなはずなので、徒歩圏内。

    Nallikari アイスクリーム屋さんの小屋がある。遊具もある。最高だね。



  11. Hailuoto
    私が結局行けなかった場所。冬は海が凍って、車で島まで行けるんだと言われたけど、行けなかった。何があるんだ??
    思いつくのは、Hailuodon Panimo(ビール屋さん)くらいか。

    hailuodonpanimo.fi

それでは〜。uuu!! simaaaa!!

酔っ払った時とかに使うフィンランド語(そのまんま)

お世話になります。

うう。しまああです。

 

 

 

ゔゔ。2日酔いです。アルコールは感じないけど、体がだるい。

何もやる気が起きない。

 

それなのに、今日は車のタイヤが見事にパンクした。道路に転がっていた何かが原因っぽい。左前輪がバーストして、左後輪がパンクした。写真撮ればよかった。こういう時、リースの車でよかった(ちなみに呼気は測ったけど、アルコールは出てない。フィンランドなら、ビール一杯分のアルコールはオッケーなのに、日本は厳しいからね)。

 

そして、何気に初めて自分でタイヤ交換した。今度から自分でできるかも知れない、と謎の自信を得ることができた。タイヤのパンクもいいことあるなあ、と思った。仕事ない日でよかった。

 

 

 

 

 

というわけで、今日はフィンランド語の話。

なぜか起きた時から疲労困憊していたので、あまり文章を考えたくない。だから、お酒飲む時とか、酔っ払ったときに使えるフィンランド語を書いたメモ的なものを残しておく。

 

発音は前にテキトーに書いたこれを読んで↓

uuuuu-simaaaa.hatenablog.com

 

 

ふう。まずは乾杯の挨拶。

"hölökyn kölökyn!"

私が多分一番よく使った乾杯の挨拶。意味は知らない。"hölökynpä hyvinnii kölökyn"と返事するとかなんとか。でも、普通に"hölökyn kölökyn!"って返せば大丈夫。響きが好きだから、私はよく使っていた。

 

"kippis!"

メジャーな乾杯の挨拶。特筆すべき点はなし。

 

 

 

 

次。「酔っ払ったよ〜」という時の言葉。

"(olen) kännissä"

"(olen) humalassa"

"(olen) päissään"

"olen päissään"は、「Helsinkiいたときは全然聞かなかった」とフィンランド語を喋れる日本人が言っていた。私は普通に使っていた。なんとなくだけど、päissäänの方が酔っているイメージで使っていた。合っているかは知らない。

 

Rutilus rutilusはコイの仲間。Rutilus spiritusは蒸留酒の仲間。
kalaは魚。つまり、KÄNNIKALAは「酔っ払いフィッシュ」

 

 

「ゔゔ、二日酔い...」という時。今の私。はぁ。

”krapulassa”

"kunnon krapulassa(まさしく二日酔い???)"

"tosi pahassa krapulassa(はちゃめちゃに酔ってる)"

 

「でも今はもう大丈夫」

"mutta nyt on kunnossa"(kunnossaは直訳だとin shapeくらいの意味合い)

→「じゃあ、もう飲めるね」ってなって、お酒一緒に飲みに連れて行ってくれるかも。やったね。

 

"Miten voi olla jano, vaikka on juonut koko yön?"
「一晩中飲んだのに、何がどうなったら喉が渇くんだ?」

 

ふう。次。

 

「飲みに行こう!」

"Juomaan!"

多分正式には"mennään juomaan!"だけど、"mennä"「行く」という動詞は省略しても大丈夫。理由として、juo"maan"はすでに「飲み"に"(行く)」という方向が示されているから。詳しくは自分で勉強してほしい。

 

 

 

あとちょい。

「(意訳)くそ、ビール買っときゃよかった(直訳:ここにビールがあればなあ)」

"oispa kaljaa"

めちゃくちゃよく使うフレーズ。これを言えるか言えないかで、フィンランドの生活は大きく変わること間違いなし。

 

 

 

これ大事。

「〽︎日ぃ〜昇るまでビール飲むぞ〜」

"juon kaljaa auringon nousuun"

 

Leevi and the Leavings "Pohjois Karjala (1986)"より

www.youtube.com

12月のラップランドで言うと良いと思う。

1月まで日が昇らないから、ずっと飲める。

 

 

 

 

これだけ言えるなら、日常生活では、フィンランド語で困ることはない。

もはや、フィンランド語ペラペラと言ってもいい。...かもしれない

 

 

 

ちなみに、お酒ネタの写真はもう一枚用意していたのだけれど、若干下ネタが入っていたので、自粛した。アカウントBANされたら嫌だし。

 

 

 

 

それでは〜。